近年では小学校や中学校の授業でも必修化とされている「プログラミング」。
プログラミングを説明してみようとしても実際にはどんなものなのか、詳しく知らない…なんて人もいると思います。
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スクール名 | コース数 | 料金 | 割引 | 特徴 | 転職サポート | 受講期間 |
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15 | 無料 | 登録不要で利用可能。 有料プランでは現役エンジニアへの質問やオンライン授業の受講が可能。 カリキュラムは全てオンラインで公開されている。 | - | 無 | ||
9 | 80,000円~ | ○ | 教室受講とオンライン受講の選択及び併用が可能。 受講生の満足度が96.5%。 | ○ | 2ヶ月~ | |
2 | 無料 | 最短60日間でITエンジニアとして就職を目指せる。 就職率 98.3%。 完全無料のオンラインスクール。 | ○ | 1ヶ月~ | ||
29,800円~ | オンラインとオフラインの授業が可能。 教室にメンターが常駐している。 PHPに特化した講座。 | ○ | 3ヶ月~ | |||
12 | 69,800 円~ | 閲覧期間無制限のオンライン動画教材で学習可能。 講座買取制。 | ○ | 無制限 | ||
11,000円~ | 質問し放題(定額制)。 Web制作やサービス開発スキルに特化。 | - | 1ヶ月~ | |||
3 | 17,400円~ | ○ | 基礎から実践まで体系的に学べる学習プログラム。 無制限でチャットで質問可能。 | - | 4週間~ | |
3 | 329,350円〜 (補助金適用による最大の割引金額) | ○ | 転職成功率 98.8%。 卒業後も学び続けられる環境がある。 | ○ | 3ヶ月~ | |
1 | 26,400円~ | ○ | 信頼可能な講師に質問し放題。 | ○ | 9ヶ月~ | |
547,800円(22,825円/月)~ | ○ | 専門実践教育訓練給付金制度あり。 エンジニア経験のあるメンターからサポートを受けられる。 | ○ | 16週間~ | ||
2 | 6,500円~ | ○ | 現役エンジニアによる「メンタリング制度」がある。 1ヶ月ごとに受講期間が延長可能。 | ○ | 3ヶ月~ | |
4 | 14,300円〜 | ○ | 現役Webエンジニアの講師によるマンツーマン指導。 スクール主催のイベントに参加可能。 | ○ | 3ヶ月~ | |
3 | 4,098円~ | ○ | 現役エンジニアによる専属マンツーマンレッスンあり。 実務を見据えたレッスン内容。 | ○ | 4週間~ |
本記事では、プログラミングとは一体どのようなものなのか、学習方法や活用されている仕事について分かりやすく解説します。
プログラミングに少しでも興味がある人やこれからプログラミングを始めようとしている人はぜひ、参考にしてみてください。
また、プログラミングを無料で学習できるサイトを試してみるのもプログラミングを知るための第一歩です。「会員登録不要」でしかも「無料」の学習サイトはDig Skillがおすすめです。
プログラミングとは?
まず、プログラミングとは、そもそも何なのでしょうか?簡単にいえば、特定の行動をおこなってくれるプログラムを作ることを指します。
本項ではプログラミングについて、最も基本となる解説からしていきましょう。
コンピュータへの手順書を書くこと
世の中にあるWebサービスやアプリ、ゲームなどは、すべてプログラミングされたプログラムによって動かされています。
そして、特定のプログラムを作るためには、それぞれの動作を実現するために手順書を作らなければいけません。
手順書はプログラミング言語と呼ばれる特別な言語を使い、コンピュータに指示を出していくことになります。
コンピュータに指示を出すプログラミング言語さえ理解すれば、誰でもWebサービスやアプリなどを作ることができるのです。
つまり、プログラミングとはコンピューターへの手順書を書くことを指します。
プログラミングでできること
プログラミングをマスターすれば、以下のようなものを作ることが可能です。
- Webサイトの制作
- Webやスマートフォンアプリの開発
- ゲームソフトの開発
- AIロボットやシステムの開発
上記に紹介したもの中で一つでも興味があり、かつ自分で作ってみたいものがあるだけでプログラミングを勉強する価値があるといえるでしょう。
プログラミングが使われているものって?
実は私たちの生活の中で、プログラミングが使われているものはたくさんあります。
例えば、普段、私たちが目にしている信号機も、その一つです。
一定時間経過すると青色が点滅して最後に赤色になるのも、プログラミングの処理によって動作しています。他にも銀行のATMや自動販売機、録画装置や監視カメラなどの動作も、全てプログラミングによるものです。
つまり、プログラミングを勉強すれば、数多くの世の中のためになるものを何でも作れるようになるといっても過言ではないでしょう。
プログラミングの必要性は?
そもそも今の時代、プログラミングを学ぶ必要性はあるのか?
と疑問に思っている人もいるかもしれません。
結論からいうと、十分に学ぶ必要性はあります。
むしろプログラミングを理解していることで、仕事の幅は大きく広がると考えていいでしょう。
また、最近では小中学校の授業でもプログラミングが必修化されてきているため、非常に重要度の高いものだと認識されているのが事実です。
プログラミング言語の種類って?
プログラミング言語と一言でいっても、その種類はさまざまです。
本項では特にメジャーであるプログラミング言語と、各プログラミング言語の特徴を詳しく紹介します。
プログラミング言語の種類
プログラミング言語の中でも有名かつ人気の高いものといえば、以下の4つが挙げられるでしょう。
HTML/CSS
HTMLやCSSは、厳密にいうとプログラミング言語の括りには入りません。
具体的にはHTMLがマークアップ言語、CSSはスタイルシート言語になります。
なぜ、プログラミング言語に入らないのかというと、どちらもデータ処理をおこなうものではないからです。例えば、HTMLは特定のタグを通じてWeb上に情報を出力するものであり、CSSはその出力されたものを装飾するだけのものになります。
それぞれの言語を活用することで簡単なWebサイトのホームページを作成することが可能です。
HTMLについて詳しく知りたい人は、「【初心者向け】HTML5とは?特徴やできることを分かりやすく解説!」の記事も参考にしてみてください。
JavaScript
JavaScriptとは、Webサイトやアプリ開発においてよく活用されるプログラミング言語です。
JavaScriptを使うことにより、それぞれのWebページにさまざまな視覚的動作をつけることができます。
また、ブラウザ上で動作テストが行えるため、HTMLやCSSと同様に打ち込んだコードの結果をすぐ確認できるのが大きなポイントだといえるでしょう。
PHP
PHPはサーバーサイド言語とも呼ばれるプログラミング言語です。
JavaScriptと同様にWebサイトやアプリ内で、さまざまな動作をつけることができます。
ただし、JavaScriptと大きく異なるのが、視覚的な動作ではなく内部的な動作をおこなう言語であることです。例えば、オンライン上での決済処理や会員情報の登録・削除といった処理は、PHPで全て実現できるので、習得することでシステム開発の幅が広がるでしょう。
PHPについて詳しく知りたい人は、「【初心者必見】PHPとは?基礎知識や特徴などを分かりやすく解説」の記事も参考にしてみてください。
Java
JavaはC言語を元に作られたプログラミング言語でAndroidアプリの開発やWebサイトの開発が得意です。
初心者の中にはJavaScriptと混同しがちな人もいますが、JavaとJavaScriptはまったく異なるプログラミング言語なので注意しましょう。例えばポータルサイトやショッピングサイト、スマホアプリの開発などにもよくJavaが使われています。
非常に多くの業務システムを開発するのに適したプログラミング言語ですので、将来的にそんな仕事に挑戦したい人には最適です。
Javaについて詳しく知りたい人は、「【初心者向け】Javaとは?言語の特徴や学習方法について解説」の記事も参考にしてみてください。
プログラミング言語の特徴
先述してきたようにプログラミング言語には異なる特徴があります。
つまり、自分が勉強するプログラミング言語によって、できることがまったく違うのです。
人によっては全て順番に学ぼうとすることもありますが、全てのプログラミング言語を学ぼうとすることはおすすめしません。
なぜなら、一つのプログラミング言語を理解するだけでも、非常に大変なことだからです。
既にエンジニアとして活動している人でも、多くの場合は特定のプログラミング言語だけを理解し、専門としている傾向があります。
初心者におすすめのプログラミング言語は?
様々なプログラミング言語がありますが、初心者の場合はHTMLやCSSから学んでいくのがおすすめだといえます。
なぜなら、HTMLやCSSは、Webサイト制作におけるプログラミングでもっとも基礎的な部分になるからです。
どんな人でも理解しやすい難易度になるため、最初はHTMLやCSSなどの簡単な言語から触れてみるといいでしょう。
基礎であるHTMLやCSSを習得した後、具体的にどのプログラミング言語を学ぶのかを検討してみてください。
もっと詳しく知りたい人は「プログラミング言語とは?種類別の特徴や年収まで分かりやすく解説!」の記事を参照してください。
プログラミングを学ぶことで何ができるようになるの?
プログラミングを勉強することで得られるものは、実はたくさんあります。
大きく5つに分けて紹介しますので、ぜひ覚えておくといいでしょう。
- コンピュータの活用の幅を広げられる
- 課題解決力が習得できる
- 論理的思考が身につく
- 想像力・創造力を習得できる
- 将来の仕事や趣味につながる
では、一つずつ解説していきます。
コンピュータの活用の幅を広げられる
まず、コンピュータを活用する際の幅が広がります。
例えば、初めて使う機械や操作が難しい機械でも、苦労することなくスムーズに使いこなせるセンスがプログラミング学習を通して身につくでしょう。
現代を生きる上でコンピュータと関わらずに過ごすことは、ほぼ不可能に近いため、コンピュータを活用する際の幅が広がることはとても大切なポイントだといえます。
課題解決力が習得できる
プログラミングを勉強し始めると、数々の壁にぶつかることもあります。
なぜなら、勉強していくにつれ、徐々に覚えるべきことが増えたり難しくなったりするからです。
また、開発を進めていくと必ずと言っていいほどエラーやバグに遭遇します。
プログラミングの勉強をする中でさまざまな課題に立ち向かうことになるでしょう。
最初は一つのトラブルを解決するのに何日もかけることがあるかもしれませんが、徐々にコツをつかめるようになりますので課題解決力がしっかり身につくはずです。
論理的思考が身につく
プログラミングを勉強していると、論理的思考が身につきます。
論理的思考と聞いて、ピンと来る人はあまりいないのではないでしょうか。
まず、論理的思考とは、特定の成果を出すために効率的かつ安全な方法を考える能力のことです。
プログラミングも同様に、イメージしているものをどのように筋道を立てて作っていくのかを考えることになります。
だからこそ、プログラミングを勉強するだけで普段から生産性の高い行動ができるようになるでしょう。
想像力・創造力を習得できる
プログラミングを通じて、想像力や創造力を育むことができるのも大きなポイントです。
なお、想像力とはイメージのことであり、創造力はクリエイティブな意味を指す言葉になります。
プログラミングは常にどんなものを作るのかを考えながら実践していくことになるため、今まで以上に自由な発想ができるようになるでしょう。
将来の仕事や趣味につながる
プログラミングを理解できるだけで人生における選択肢は大幅に広がります。
例えば、将来の仕事にもつながりますし、自分の趣味にもつながることがあるでしょう。
特に最近では、ITエンジニアを募集している企業が増え続けているため、プログラミングができるだけでも就職活動は有利になるはずです。
プログラミングを始めるためには
では、さっそくプログラミングを始めるにあたり、何が必要になるのでしょうか?
もちろん何もない状態ではスタートできませんので、本項では最低限必要なものを紹介していきます。
プログラミングを始めようとしている人は、参考にしてみてください。
また、プログラミングの始め方について詳しく知りたい人は、「初心者がプログラミングを独学で始める方法は?おすすめの学習サイトや本を紹介」の記事も参考にしてみてください。
必要なものを準備する
まず、以下のものを、すべて用意してください。
- パソコン
- インターネット環境
- テキストエディタ
プログラミングをするためには、そもそもパソコンがなければいけません。
もし、どうしても用意できない場合は、高性能なタブレット端末でもプログラミングをすることは可能ですが、効率よく開発をしたい人はパソコンを用意することをおすすめします。
次にプログラミングを始めるにあたり、様々なツールを活用することになります。
それぞれインターネット上からダウンロードしてインストールする形になるため、必ずインターネット環境は用意しましょう。
さらに、プログラミングを書く際には、テキストエディタを使います。
テキストエディタとは、実際にプログラミングのコードを記述していくコードのことです。
普通のメモ帳アプリでも一応使えなくはないですが、最近では、効率的にプログラミングを書けるエディタも登場しているため、テキストエディタを活用するのがいいでしょう。
プログラミングを始めるときに知っておきたい専門用語や知識とは?
プログラミング業界では、さまざまな専門用語があります。
また、プログラミングを始めると同時に知っておいた方がいい知識もたくさんあるため、本項で詳しく紹介します。
ぜひ、覚えておきましょう。
開発の種類について
まずは開発の種類から学んでいきましょう。
開発の際には、大きく分けて2つの方法があります。
2つの開発の種類とは、アジャイル開発とウォーターフォール開発です。
一体どんな違いがあるのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
アジャイル開発
アジャイル開発は新しい開発モデルであり、短期間で新しい機能を実装して運用試験を繰り返す手法を指します。
アジャイル開発により、新しい機能を実装して運用試験を繰り返す度にフィードバックが繰り返されることになるため、いつでも柔軟な対応ができる開発方法だといえるでしょう。
ウォーターフォール開発
一方でウォーターフォール開発は、開発におけるさまざまな工程を一つずつ完了させていく手法を指します。
事前に決められた工程を着実にこなしていくことになるため、途中で何かしら問題が起こったとしても柔軟に対応できないのが特徴です。
最初に開発の工程を決めるため、場合によっては最初からやり直すことになるケースもあります。
しかし、開発工程が確定しているため開発途中でメンバーが入れ替わることになったとしても、既にやるべきことは決まっているためつまづくことがありません。
バージョン管理システム
プログラミングにおける開発において、バージョン管理システムを活用することも多々あります。
バージョン管理システムとは、文字通りファイルのバージョンを管理する機能を備えているシステムのことです。
プログラミング開発では、状況に応じて過去のバージョンを参照しなければいけないケースがよくあるため、バージョン管理システムは必要不可欠なものだといってもいいでしょう。
また、バージョン管理システムには、既にいくつかの種類があります。
本項では大きく3つに分けて紹介しましょう。
Git
バージョン管理システムといえばGitを挙げる人も、決して少なくありません。
GitはLinus Benedict Torvalds氏によって作られたもので、元々はLinuxカーネルのソースを管理するために開発されていました。
現在でも多くの企業が活用している分散型バージョン管理システムであり、プログラミングスクールでもGitの使い方に関するカリキュラムが導入されている傾向があります。
Mercurial
Mercurialは2005年に登場した分散型バージョン管理システムで、直感的なUIになっているのが大きな特徴です。
直感的なUIになっているため、人によってはMercurialがもっとも使いやすいと感じるでしょう。
ただし、MercurialはGitと比べると、単純なコマンドしか使えません。
例えば、Gitであればローカルに反映する全てを実行してくれる一方で、Mercurialの場合はリポジトリの情報を引き寄せるだけなのが特徴です。
Subversion
SubversionはGitやMercurialとは異なる、集中管理型のバージョン管理システムです。
集中管理型は分散型とは違い、常にサーバーへ接続された状態での開発になります。
Subversionの大きな特徴は、一つのリポジトリに対して複数のエンジニアがアクセスできるところです。
複数のエンジニアが一つのリポジトリに対してアクセスできるため、直感的にバージョン管理ができるのがメリットですが、一方で競合が発生しやすいデメリットもあります。
しかし、プロジェクトに関わるエンジニアによってはスキルに差があることも珍しくないため、Subversionのような操作のしやすいバージョン管理システムであれば教育にかかるコストも大幅に抑えやすいといえるでしょう。
仮想マシン
仮想マシンとは、読んで字のごとく仮想のコンピュータのことを指します。
仮想マシンによって、一つのコンピュータ上でも複数の動作環境を構築できるのがポイントです。
例えば、何らかのソフトウェアを使う際に、人によってその動作環境はさまざまだといえます。
しかしながら、複数の異なる動作環境を持つ端末を用意することは、なかなか難しいでしょう。
だからこそ、仮想マシンを使って一つのコンピュータ上でも動作のテストができるようにするのです。
開発するときの環境について
プログラミングにおける開発環境は、具体的にいうと4つの環境が存在します。
それぞれの違いについて、本項で詳しく説明しましょう。
開発環境(Development Environment)
まず、開発環境とは、ローカル環境のことを指します。
ローカル環境とは各開発者がそれぞれ開発をするために自身のパソコンに作られた開発するための環境のことです。
エンジニアそれぞれのパソコン上に存在する孤立した環境になるため、進捗状況を定期的に他のメンバーと共有することになるでしょう。
検証(テスト)環境(Testing Environment)
検証環境とは、文字通り開発環境で作ったものを実際にテストする環境を指します。
実際に想像しているような動作になるのかどうかを、検証環境でチェックするのです。
ちなみに、検証環境をどのような構成にするのかは、テスト内容によって変わってきます。
ステージング環境(Staging Environment)
ステージング環境とは、本番環境とほぼ同じ環境を再現した環境を指します。
つまり、本番で正しく稼働するのかどうかを、ステージング環境を通じてテストするのです。
ステージング環境のテストしたタイミングで万が一、プログラムが思っていた動作をしなかった場合は、システムの修正が必要となるため、エラーやバグの種類によっては予め決めていたサービスのリリース日を遅らせることになることがあるので注意しましょう。
本番環境(Production Environment)
本番環境とは、今までの開発環境を通じて完成したものを世に出す際に活用される運用環境のことを指します。
多くのユーザーが触れるものになるため、本番環境でのテストはもちろんNGです。
テストを行うときは本番環境以外のテストをしても問題のない環境かどうかを確認してから実施するようにしましょう。
プログラミングの学習方法は?
今からプログラミングの勉強を始める際に、まず何をどう進めればいいのか分からない人も多いでしょう。
本項では、初心者のために、プログラミングにおけるおすすめの学習方法を4つ紹介します。
- 本や書籍で学ぶ
- 動画を見て学ぶ
- 学習サイトで学ぶ
- プログラミングスクールで学ぶ
では、詳しく見ていきましょう。
本や書籍で学ぶ
プログラミングに関する書籍は、既にたくさんあります。
プログラミングに関する本や書籍は数多く存在するため、なかなか選べないという人もいるでしょう。
プログラミング未経験者が始めに手を取るなら、初心者向けの書籍を探して買ってみるのも一つの手です。
本気でやりたいからといって、いきなり難しそうな書籍を選んでしまうと挫折の原因になってしまうため気をつけましょう。
初心者におすすめの本や書籍について詳しく知りたい人は、「プログラミング本おすすめ38選!初心者が独学でも学べる本を厳選!」の記事も参考にしてみてください。
動画を見て学ぶ
最近ではYouTubeなどの動画を通じて、気軽にプログラミングを勉強することができる時代になりました。
書籍を読むだけでは分かりづらいことも、動画であれば実際にプログラミングの映像が見られるのでスムーズに理解できることは多々あります。
だからこそ、効率的にプログラミングを勉強したい人は動画を積極的に見て、プログラミングを習得しましょう。
学習サイトで学ぶ
プログラミングを始めたい初心者に向けて、様々な学習サイトが既に公開されています。
学習サイトでは、基本的な知識を学べるだけではなく、学習サイト内で実際にコーディングできるところも少なくありません。
無料でお試しできる学習サイトもあるため、無料プログラミング学習サイトも活用してみるといいでしょう。
学習サイトについて詳しく知りたい人は、下記の記事も参考にしてみてください。
プログラミングスクールで学ぶ
もし、金銭的に余裕がある場合は、プログラミングスクールに通って勉強することもできます。
プログラミングスクールでは、講師から直接指導を受けながら学べるため、人によっては最も効率的にプログラミングを習得できる機会になるでしょう。
また、最近ではオンライン上でレッスンを受けられるところもありますので、地方に住んでいる人でも問題ありません。
プログラミングスクールについて詳しく知りたい人は、「おすすめのプログラミングスクール26社を比較!選び方や闇についても徹底解説」の記事も参考にしてみてください。
プログラミングを学習するときのポイントって?
プログラミングを勉強し始める時には、大事なポイントが3つあります。
- 実際にコードを沢山書く
- 学習計画を立てて進める
- 分からないことはまずは検索
本項ではプログラミングの学習するときのポイントについて、詳しく解説しますのでそれぞれ見ていきましょう。
実際にコードを沢山書く
プログラミングを勉強する際に解説動画を見たり本を読んだりするのもいいですが、知識を増やすだけの作業を繰り返していても、なかなか身に付きません。
大事なのは、実際に自分の手でコードを書くことです。
できる限り毎日繰り返していれば、いずれ自然とコードを書けるようになるでしょう。
また、自分の頭で考えてコードを書くのもいいですが、最初は既にあるWebページのコードを模写するのもおすすめです。
始めは、内容がよく分からなくても、実際に真似をしてみることで新しい発見をすることが沢山あります。
コードを真似してみることは必ず自分にとって大きな学びになるため、コードが見れる場合は積極的に試してみてください。
プログラミングを習得するためにもコツコツ、数多くのコードを書いていくことを意識していきましょう。
学習計画を立てて進める
物事は何でも、あらかじめ計画を立ててから進めることが大切です。
プログラミングの勉強をする際にも、必ず学習計画を立ててください。
例えば、いつまでに何をマスターするのかを、細かく決めてみましょう。
学習計画を立てて進める際に大事なことは、無理なくこなせる計画にすることです。
いきなり完璧な計画を立てる必要はありませんので、実際に勉強しながら必要に応じて都度修正していくといいでしょう。
分からないことはまずは検索
プログラミングを勉強していると、途中からどうしても分からないことが出てくる場合があります。
自分の知っている知識だけで解決できない時は、積極的にインターネットで情報収集をしていきましょう。
プログラミング言語によっては情報があまり出てこなかったり、出てきても日本語のサイトではなかったりしますが、メジャーなプログラミング言語に関する知識であれば何かしらヒットするはずです。
積極的にインターネットや書籍などで調べて、不明点を解決できるように心がけましょう。
プログラミングは何が難しいの?
プログラミングにおける難しいポイントは、一体、何でしょうか?
大きく3つに分けて、詳しく紹介します。
- 環境構築ができない
- 覚えることが多すぎる
- エラーが解決できない
では、詳しく見ていきましょう。
環境構築ができない
そもそもプログラミングを勉強し始める際には、まず、環境構築をする必要があります。
つまり、プログラミングに必要なツールを、先にインストールしなければいけません。
開発する環境を構築する、とだけを聞くと簡単に聞こえるかもしれませんが、既にインターネット上にはさまざまな開発元からツールが提供されています。
結果として、初心者にとってはどれを選んでインストールすればいいのか?どのバージョンをインストールすればいいのかなど、分からなくなってしまうことがあるでしょう。
環境構築をする際は、何が必要なのか、何をすれば動作するようになるのか予め調べてから行うようにすることが肝心です。
覚えることが多すぎる
プログラミング言語はいろいろありますが、どのようなプログラミング言語を勉強するとしても覚えなければいけないことが沢山出てきます。
覚えることが多いため、人によってはどうしても難しくて挫折してしまうことも少なくありません。
ただし、覚えることが多いからといって諦めなくても大丈夫です。
現役でエンジニアとして活動している人でも、100%すべて完璧に理解できている人はほとんどいません。
覚えることよりも重要なのは、分からないことを調べる力を持っていることです。
積極的に調べて、分からないことを無くしていきましょう。
エラーが解決できない
プログラミング言語を勉強する際は、多くの場合はエラーでつまづくことになるでしょう。
なぜならプログラミングは、一つでも記述ミスをするだけで正常に動かなくなってしまうことが頻繁にあるからです。
また、コードをたくさん書いた状態でエラーが起こると、何がどのようにおかしいのか分かりづらくなることも珍しくありません。
さらに自分が勉強するプログラミング言語によっては、インターネット検索をしても情報がほとんど出てこない場合もあります。
だからこそ、状況次第ではなかなかエラーを解決できなくなるのです。
エラーが起きても冷静に対処できるような力を身につけることが重要になってくるでしょう。
プログラミングを挫折しないコツとは?
プログラミングはどの言語を学ぶにしても、難しい要素が多々あります。
プログラミングスキルを習得する際には難しいと感じることがあるため、人によってはすぐに挫折してしまうこともあるでしょう。
本項ではそんなことにならないためにも、大事なコツを4つ紹介します。
- 自分の興味がある分野のプログラミング言語を選択する
- 自分に合ったレベルの学習をする
- 学習することを習慣づける
- 相談できる仲間づくりをする
以上について詳しく説明していきますので、一つずつ見ていきましょう。
また、挫折しないコツに詳しく知りたい人は「プログラミングの挫折しない始め方 独学でも大丈夫?」の記事を参照してください。
自分の興味がある分野のプログラミング言語を選択する
まず、プログラミング言語と一言でいっても、プログラミング言語の種類は数多くあります。
プログラミング言語を選択する際に重要なポイントは、自分が本当に興味のある分野のプログラミング言語であるかを一度考えることです。
例えば、Webサイト制作がしたい人は、最もメジャーであるPHPやJavaScriptといったプログラミング言語を勉強するのがいいでしょう。
一方でPC向けのアプリ開発やゲームアプリ開発がしたい人は、C#やC++、Javaなどのプログラミング言語を勉強してみてください。
先述したように自分が作りたいものによって選択肢は大きく変わってきますので、興味があるプログラミング言語を選ぶことを大前提としてプログラミング言語を選択しましょう。
自分に合ったレベルの学習をする
プログラミングを勉強する際に、いきなり全てのことを完璧にこなせるようになろうとする人もいます。
また、最初から難しそうな分厚い本を買ってきて勉強する人もいますが、身の丈に合わない勉強法はあまりおすすめしません。
なぜなら、いきなりスムーズにできる人は、天才でもない限りなかなかいないからです。
プログラミングは特に専門性の高い技術なので、必ず自分に合ったレベルの学習から始めてみてください。
最近では、初心者に向けて作られた学習アプリやゲーム等、様々な教材があるため、何も分からない人は学習アプリやゲーム等から気軽に手を出してみるのがいいかもしれません。
学習することを習慣づける
プログラミングだけのことではありませんが、何か新しいことを始める際には必ず学習することを習慣づけるようにしましょう。
学習を習慣づける際のポイントは、最初に何か簡単な目標を設定してみることです。
例えば、毎日30分だけプログラミングの勉強をする、といったことでもかまいません。
目標で決めた小さな積み重ねが、最終的にプログラミングの理解に大きく影響してきます。
一方で決して間違ってはいけないのが、いきなり難しいことを目標にしないこと。
目標が高すぎると挫折する可能性が高くなってしまうため、必ず自分がこなせる目標を立てていってください。
相談できる仲間づくり
一人で黙々とプログラミングの勉強をするのもいいですが、できることなら何でも相談できる仲間が一人でもいた方がいいでしょう。
相談できる仲間づくりが必要な理由は、仲間がいることで高いモチベーションを維持しやすくなるからです。
特にプログラミングはづまづきやすいポイントが多々あるため、プログラミング習得でつまづいてしまった時に相談できる相手がいないと投げ出してしまう可能性があります。
だからこそ、身近な知り合いにエンジニアがいる場合は積極的に頼ることを考えてみてください。
もし、周りに相談できる相手がいない場合は、プログラミングに関する質問サイトを活用するのも一つの手です。
もちろん無料で使えるものもありますので、ぜひ、無料の質問サイトも合わせて活用してみてください。
プログラミングを使った仕事って?
プログラミングを使った仕事には、具体的にどんなものがあるのでしょうか?
大きく3つに分けて紹介しますので、今の自分が何になりたいのか?何をやっていきたいのか?をぜひ考えてみてください。
- プログラマー
- エンジニア
- Webデザイナー
では、詳しく見ていきましょう。
プログラマー
プログラマーとは、簡単にいうとプログラミングを行う人を指します。
エンジニアが作る設計書を元にコーディングをするのが、プログラマーの主な仕事です。
一般的にはプログラマーからスタートする人が多いため、プログラミングを活用した仕事を始める際には誰しもプログラマーの道を通ることになるでしょう。
エンジニア
エンジニアとは、ITに関する知識を持っている技術者のことを指します。
厳密にいえばプログラマーと同じ仕事をするケースもありますが、普通のプログラマーとは異なり開発における上流工程を担う職種です。
例えば、クライアントと直接どのようなシステムにするのかを相談したり、プログラマーに指示を出したりすることも、エンジニアの仕事の一つだといえるでしょう。
エンジニアを目指す場合は、まず、プログラマーとしてコツコツ経験積むことが重要です。
エンジニアについて詳しく知りたい人は、「【未経験者必見】エンジニアになるには?必要な資格やスキルを徹底解説!」の記事も参考にしてみてください。
Webデザイナー
Webデザイナーとは、文字通りWebサイトをデザインする人を指します。
具体的にはPhotoshopやillustratorなどのツールを使ってグラフィックを作ったり、Webサイトの土台となるHTMLやCSSを書くことになるでしょう。
視覚的なデザインを作ることに興味がある人は、Webデザイナーを目指すのが基本になります。
プログラミングを使った仕事は稼げる?
せっかくプログラミングを学ぶなら、稼げるのかどうかまで知りたいところでしょう。
本項ではプログラミングを使った仕事は稼げるのか、といった疑問について詳しく解説します。
IT人材の不足により需要が高い
まず、IT人材は年々不足していると言われています。
IT人材不足には様々な原因がありますが、例えば、少子高齢化によって労働生産人口が減少していたり、技術の専門性が高い故に即戦力となるエンジニアがなかなか作れなかったりすることも挙げられるでしょう。
だからこそ、プログラミングができる人材は常に高い需要のある人材になります。
実力次第で何でもできる?
同じエンジニアでも、人によって持ち合わせるプログラミング技術は全然違ってきます。
もちろん実力のある人ほど、転職活動は有利になるでしょう。
そして、条件のいい職場を見つけやすくなるため、高収入を目指すことも可能です。
も未経験からプログラミングの勉強を始める場合は、必ず実務レベルのスキルを習得しておくことで今後の自分が目指せるキャリアの幅が広がるでしょう。
プログラミングを仕事にすることのメリット
プログラミングを仕事にすると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
本項では、特に目立つポイントを3つ紹介しますので、ぜひ、プログラミングの仕事をしようと考えている人は参考にしてみてください。
- 仕事を探すことに困らない
- 実力次第で高収入が狙える
- 働き方が柔軟である
仕事を探すことに困らない
IT技術は常に進化し続けており、かつ多くの企業のIT化も進んでいるため、プログラミングを習得していると仕事に困らなくなります。
今後もますますインターネットを使ったサービスは増えていくことが見込まれるため、将来性としては十分に明るいといえるでしょう。
なお、近年ではAIによってエンジニアの仕事が奪われるのではないかと話題になっていますが、そもそもAIを作る側がエンジニアです。
さらに、AIはあくまでもマニュアル化された作業しか行うことができません。
様々な経験を積んでいるからこそ新しいものを生み出せるのがエンジニアですので、今後もエンジニアの仕事は重宝され続けるでしょう。
実力次第で高収入が狙える
プログラミングの仕事は専門性の高さに加えて需要も高いものになるため、高収入を狙うことも難しくありません。
もちろん実力次第では他のエンジニアとさらに差をつけることも可能ですので、理想的な収入を実現できます。
詳しく知りたい人は「エンジニアの平均年収や平均年収を上げる方法について解説!」の記事を参照してください。
働き方が柔軟
プログラミングを習得して見事、エンジニアになると、多くの場合はデスクワークがメインになります。
デスクワークがメインとなるため、社内エンジニアとして働けるだけではなく、フリーランスエンジニアとして自由な働き方を実現することも可能です。
フリーランスエンジニアであれば、好きなタイミングで仕事ができますし、好きな場所を選んで作業に取り掛かることもできるでしょう。
例えば、行きつけのカフェやコワーキングスペースを利用して、ノマドワーカー気分を味わえるのも大きなメリットだといえます。
まとめ
プログラミングは確かに難しい技術になりますが、自分に合った方法で勉強すればどんな人でもいずれ理解できるようになるでしょう。
そして何より、プログラミングを習得することで将来の選択肢が大幅に広がります。
もし、IT業界で活動していきたいと考えているなら、ぜひ、プログラミングを学んでみてくださいね。
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ソフトウェア会社がつくった学習サービスなのでスキルは間違いなく身につくでしょう。