プログラミングスクール

社会人におすすめのプログラミングスクール8選!無料の学習サイトも紹介

プログラミングを基礎から学びたいと思っているけれど、何から始めたら良いか、迷うこともあるかもしれません。

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スクール名コース数料金割引特徴転職サポート受講期間

公式サイト
15無料登録不要で利用可能。
有料プランでは現役エンジニアへの質問やオンライン授業の受講が可能。
カリキュラムは全てオンラインで公開されている。
-

公式サイト
980,000円~教室受講とオンライン受講の選択及び併用が可能。
受講生の満足度が96.5%。
2ヶ月~

公式サイト
2無料最短60日間でITエンジニアとして就職を目指せる。
就職率 98.3%。
完全無料のオンラインスクール。
1ヶ月~

公式サイト
29,800円~オンラインとオフラインの授業が可能。
教室にメンターが常駐している。
PHPに特化した講座。
3ヶ月~

公式サイト
1269,800 円~閲覧期間無制限のオンライン動画教材で学習可能。
講座買取制。
無制限

公式サイト
11,000円~質問し放題(定額制)。
Web制作やサービス開発スキルに特化。
-1ヶ月~

公式サイト
317,400円~基礎から実践まで体系的に学べる学習プログラム。
無制限でチャットで質問可能。
-4週間~

公式サイト
3329,350円〜
(補助金適用による最大の割引金額)
転職成功率 98.8%。
卒業後も学び続けられる環境がある。
3ヶ月~

公式サイト
126,400円~信頼可能な講師に質問し放題。9ヶ月~

公式サイト
547,800円(22,825円/月)~専門実践教育訓練給付金制度あり。
エンジニア経験のあるメンターからサポートを受けられる。
16週間~

公式サイト
26,500円~現役エンジニアによる「メンタリング制度」がある。
1ヶ月ごとに受講期間が延長可能。
3ヶ月~

公式サイト
414,300円〜現役Webエンジニアの講師によるマンツーマン指導。
スクール主催のイベントに参加可能。
3ヶ月~

公式サイト
34,098円~現役エンジニアによる専属マンツーマンレッスンあり。
実務を見据えたレッスン内容。
4週間~
  • 異業種から転職したいけど、プログラマーについてよく知らない
  • クリエイターになりたいけど、どうすればなれるのか
  • プログラミングの学び方やスクールの選び方がわからない
  • どの言語を学んだらいいかわからない

などお悩みの方へ。この記事ではプログラミングを学ぶ目的を持って学習に取り組むためのポイントや、プログラマーとクリエイターの仕事について、またおすすめの学び方とプログラミングスクールについて解説します。

社会人はプログラミングを学ぶ目的を持つ

あなたはなぜプログラミングを学ぼうとしているのですか?プログラミングを学ぶ目的をはっきりさせていますか?

漠然とした状態から始めるよりも、できるだけ具体的なビジョンを持ってから始めた方が、あなたがなりたい自分に近づけるでしょう。一口にプログラミングと言ってもとても幅広いのです。ここでは、具体的に次の2つの目的別に解説していきます。

  • 異業種から転職したい
  • クリエイターになりたい

異業種から転職したい

異業種で働いているけれどプログラミングを学んでIT/Web業界に入りたい、エンジニアになりたいと考えている方もいるでしょう。

異業種から未経験でもエンジニアとして就職するためには、基礎的なプログラミングの知識とコード記述の技術が必要です。「未経験可」という求人でも、全くやったことがないという場合、ミスマッチが起こる可能性があります。

エンジニアの幅が広すぎて漠然としている場合や、何を選択したら良いのかわからない場合は、まず、プログラミングの基礎的な技術を身につけることをおすすめします。

クリエイターになりたい

クリエイターというと芸術的な作品をつくることを思い浮かべるかもしれませんが、今は企業の中にも創造性を発揮できる仕事がたくさんあります。もちろん、フリーランスのクリエイターになるという道もあるでしょう。

その仕事に必要な技術の一つにプログラミングがあります。実際に自分の作品を顧客に使ってもらえるようにしたり、設計図通りに動かせるようコンピューターに命令を出すために、プログラミングが必要なのです。プログラミングの技術は、より深い表現を可能にします。

企業の中でアプリを開発する、趣味から始めてフリーランスのゲームクリエイターになる、など、あなたのクリエイティビティを発揮するために、プログラミング技術の習得が必要です。

社会人がプログラミングを学んで転職するためには

ここでは、異業種からIT/Web業界への転職にスポットを当ててみます。

HR Pedia 【エンジニア採用講座】第四回:エンジニアのポジションや職種名をわかりやすく解説

IT/Web業界の企業やエンジニアの職種や分類がわかりにくいという方は、上図のように考えるとわかりやすいかと思います。

まず、大きく受託と事業会社に分けられます。受託は他社システムを開発する会社、事業会社は自社でシステムを開発する会社です。受託の方が圧倒的に数は多く(70%)、未経験で中途採用があるのはほとんどが受託なのです。

そのように考えていくと、転職が可能な会社はこの図のほとんど上半分の領域にあり、選択肢が絞られてきます。中でもプログラマーとSE(システムエンジニア)はとても近い関係にあるといえます。

このようにプログラマーは受託会社でインフラやアプリケーションの開発に携わり、SEが作成した仕様書の設計通りに動くようコーディングしていくことが仕事になります。

SEを目指す場合でも、プログラミングの技術が必要です。また、プログラマーから始めてSEを目指すこともできます。

ここではさらに次の3点について詳しく解説します。

  • プログラマーに必要な資質
  • プログラマーの仕事内容とポジション
  • プログラマーの働き方と収入

プログラマーに向いている人の特徴

プログラマーの仕事に向いている人には次のような特徴があります。

  • 臨機応変に対応できる柔軟性がある
  • 積極的に新しい技術を身につけることができる
  • 論理的な思考力がある
  • 根気強さと高い集中力がある
  • コミュニケーション力がある
  • 検索する力がある

IT業界の技術革新はめざましく、開発のために必要となる新しい技術を取り入れる必要が出てきます。主流となる言語が変わっていくこともあり、新たな言語を習得して時代の変化に対応していくことが重要です。

また論理的にものごとを考えていく力が必要です。プログラマーの仕事では、テストを頻繁に行います。そこでエラーが生じた場合、なぜこのエラーが生じたのか論理的に考えて修正することが多くあるからです。

エラーが出ず最初から完璧なプログラミングができることは稀と言われています。このような仕事は根気強さと集中力が必要です。

しかし、黙々と孤独な作業をするだけではなく、人と関わることも多い職種です。特にシステムエンジニアや他のプログラマーとうまく連携することが必要です。そのためにはコミュニケーション能力も大切な力なのです。

プログラマーの仕事内容とポジション

すでにお話した内容も含みますが、プログラマーの仕事は、SEが作成した仕様書を元に設計図通りに動くようにプログラミング言語を使ってコードを書くことが主な仕事です。実際に手を動かして作る部分を担う職人的なポジションです。

上流工程と下流工程という言い方があります。システム開発において、前半の段階が上流工程、上流に続く段階を下流工程と言います。プログラミングは下流工程となります。

下流だからといって劣等感に苛まれる必要はありません。プログラミングという仕事がなければ、動かしたいシステムを形にすることができないのです。とても重要な仕事なので誇りを持って仕事をしていただきたいと思います。

異業種からの転職では、最初はプログラマーとして就職することがおすすめです。キャリアアップの方法としては、一流のプログラマーとしてさまざまな言語を操ることができるスペシャリストになる道や、上流工程を目指す、受託を経験して事業会社へ転職するなどの道が開かれています。

プログラマーの働き方と収入

プログラマーの主な雇用形態は、正社員、契約社員、派遣、アルバイトがあります。

正社員の場合、平均年収419万円という政府統計データがあります。

厚生労働省 賃金構造基本統計調査

月給29.9万円、賞与60.1万円、総労働時間176時間、平均年齢32.7歳、勤続年数6.6年

また求人ボックス.comによると、派遣社員の時給は2240円、アルバイト・パートの時給は1102円という調査結果が出ています。

求人ボックス.com 求人ボックス 給料ナビ

社会人がプログラミングを学んでクリエイターになるには

クリエイターという概念を広く捉えると、システムを開発するということは創造することと直結しています。ですから開発に携わる人は広い意味でクリエイターであるといえます。

一方、狭い意味でのクリエイターは、現在ゲームクリエイター、動画クリエイターなどという使い方をします。クリエイティブ職としては、他にデザイナーやライターも含まれます。個人やフリーランスで活動する人をイメージすることも多いと思います。

クリエイターに必要な資質

クリエイターには、トレンドを敏感に察知しユーザーのニーズを分析して人々の心を動かすアイデアを生み出す力、企画する力が必要です。

ひとつのプロジェクトを立ち上げ完成させるためには、沢山の人との関わりが必要です。そのため、コミュニケーション力は欠かせない資質といえます。

目指すクリエイターになるために必要なプログラミングを学ぶという発想でプログラミングを捉えると、どの言語を学んだら良いか、どのスクールを選んだら良いかが明確になるでしょう。

プログラミングが必要なクリエイティブ職は少なく、Adobeなどのクリエイター向けツールを使うことがほとんどです。

社会人向け プログラミングの学び方

なりたい自分、身につけたいスキルが見えてきましたか。どの業界で何を作りたいのか、まで深掘りし、最初に身につける言語を選べるようになると更に具体的になります。

ここでは社会人がプログラミングを効率的に学ぶための具体的な方法を、3つのトピックに分けて解説していきます。

  • なるべくお金をかけずに独学で基礎を学ぶ
  • 転職狙いなら需要が高いプログラム言語を学ぶ
  • プログラミングスクールで効率的に学ぶ

なるべくお金をかけずに独学で基礎を学ぶ

異業種からエンジニアに転職したい気持ちはあるけれど、まだ漠然としているといった場合、無料で試せるツールを使って、実際にプログラミングしてみることをおすすめします。試した時の自分の気持ちも大切にしてみてくださいね。

ここではおすすめの独学法と質問できる環境について解説します。

おすすめの独学法6選

ここでは6つのおすすめの方法について解説します。ほとんどがオンラインで学べる無料または格安なツールです。気軽にチャレンジしてみましょう。

  • チュートリアル
  • ドットインストール
  • progate
  • Udemy
  • YouTube
チュートリアル

ツールや言語が決まっている場合は、直接公式サイトのチュートリアルから学ぶことをおすすめします。

例えば、Pythonを学びたい場合、Python公式サイトに直接アクセスします。

そして「初心者向けガイドから始めましょう」をクリックすると、初心者向けのチュートリアルやおすすめの書籍を紹介してくれます。

C#を学びたい場合、Microsoftの「C#関連ドキュメント」ページにアクセスします。

次に、C#によるプログラミングの学習>チュートリアル にアクセスしてみましょう。

言語によっては英語で学ぶものもありますので、英語力を身につけておくと良いでしょう。

ドットインストール

ドットインストールは2〜3分の動画でマスターできるプログラミング学習サービスです。動画が短くスモールステップで学習できるので、わりにくいところは何度も繰り返してみてみると定着しやすくなるでしょう。

学べる言語は

HTML/CSS/GitHub/Docker/PHP/JavaScript/Ruby/Java/Go/AWS/Python/Unity/Swift/Kotlin …

など他にも多数あります。

無料で使える部分もありますが、プレミアム会員になると学びの幅が広がります。

プレミアム会員のメリットとしては

  • 視聴できる動画の数が増える
  • ソースコードの閲覧・比較ができる
  • 先生への質問機能が使える
  • 参加型プログラミング勉強会 256timesへのアクセスができる

などが挙げられます。

プレミアム会員(プレミアムサービス)は月額1080円(税込)でたくさんの言語が学べる、とてもお得なサービスです。

progate

progateはスライド形式の学習サービスです。音声は無く、スライドの説明を読みながら自分のペースで進めながら学習ができます。イラストが豊富なデザインは優しい雰囲気で、誰にでも親しまれるビジュアルの教材です。

学べる言語は

HTML/CSS/JavaScript/jQuery/Ruby/Ruby on Rails5/PHP/Java/Python/Command Line/Git/SQL/Sass/Go/React/Node.js

です。

「無料プラン」は初歩的なレッスンの一部が使用できます。有料プランは「プラスプラン」で公開している全てのレッスンが月額1078円(税込)で利用できます。スマートフォンで利用できるアプリ版もあります。

Progate Pathでは実務に近い経験を積むことができます。「お仕事探しモード」にすると提携している DMM WEBCAMP にあなたの学習データを提供することで、あなたに合いそうな求人情報を得たり就職や転職につながる面談を受けることができます。

Udemy

Udemyは世界最大級の動画学習プラットフォームです。米国法人が運営していますが日本ではベネッセが事業パートナーとして提携しています。

プログラミングだけでなく、デザイン、マーケティング、自己啓発、写真、音楽などのカテゴリーがあります。

得意な自分のスキルを教えたい人が講師となり、オンライン動画講座にまとめて、学びたい人に提供しています。

販売価格に幅がありますが2〜3万円が多く、セールで数千円まで値下げされている場合もあります。

プログラミングを学びたい場合はトップページのカテゴリーから「開発」を選択、次に「プログラミング言語」を選択します。

開発>プログラミング言語

学べる言語やツールは

Python/JavaScript/C#/Java/Unity/C++/CSS/Go/C

などです。

YouTube

YouTubeでは、プログラミング入門者向けの様々な動画が配信されています。

現役プログラマーが作ったプログラミング学習のための動画やTechAcademyやSAMURAI ENGINEER などのプログラミングスクールが配信している学習動画があります。

おすすめ勉強法や仕事の案件の取り方まで教えてくれる動画もあります。

本から私たちは何を学ぶのでしょうか?

本を見ながらコードを書くことはむしろ面倒なことかもしれません。ページを押さえながら画面と本の両方を見て、マウスを動かして、タイピングをするのは大変でしょう。コードの書き方を解説することなら他のメディアの方が優れているかもしれません。

本で学べることは、プログラミングとは何なのか、その思考やプログラマーの哲学です。

ここではそのような内容が学べる本を5冊紹介します。日常生活に溢れているプログラミング的思考に気づき、目から鱗といえます。

『プログラムはこうして作られる プログラマの頭の中をのぞいてみよう』

平山 尚 著/ 秀和システム

筆者は株式会社セガのゲームプログラマーです。プログラミングを料理に例えていて「カレーを通して料理を学ぶ本」と言っています。目次をはじめ文中の言葉遣いが言い切りでさっぱりしていて、ユニーク。「〜か」で終わる見出し「〜にはどうしたらいいか」「〜はどんなものか」「なぜ〜か」などで読者に質問を投げかけ、答えを解き明かすような展開となっています。

『世界が変わるプログラム入門 (ちくまプリマー新書)』

山本 貴光 著 /筑摩書房

ゲーム作家でもある筆者は「どうしても自分で作りたいプログラムがあるかどうか…そういう必要がないと、プログラムを学びたいという気持ちを維持しづらい」といいます。「作りたいものがないのに、作る手段を学びたいって、ちょっと意味がわからないから。」なるほど、確かにそうですね。企画者の考えたシステムをプログラムするのがプログラマーの仕事、という世間のプログラマーの認識は、改めるべきものかもしれません。でも実はプログラミングの面白さは作りたいものを作れるというところにあるのです。

『教養としてのプログラミング講座』

清水 亮 著/中央公論新社

プログラマーの思考法を知ることは、これからプログラマーを目指す人にとってとても興味深いことでしょう。コンピューターとのコミュニケーション手段であるプログラミング言語を扱うプログラマー。プログラマーになりたい人ばかりでなく誰もがプログラミングについて知ることは、現代人の教養として欠かせないものです。そしてプログラマーの思考法は社会のあらゆる場面に応用されていることがわかります。

『世界中で2億人が夢中になった学び方 プログラミング入門講座 基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業』

米田 昌悟 著 /SBクリエイティブ

2016年に書かれた著書ですが、未来を言い当てているような内容は7年ほど経った今でも全く古さを感じさせません。オンラインプログラミング学習サービス コードキャンプ株式会社の取締役である筆者の説得力のある内容です。

『子どもを億万長者にしたければプログラミングの基礎を教えなさい』

松林 弘治 著 /KADOKAWA メディアファクトリー

とてもインパクトのある題名の著書。著者は子どものためのプログラミング教育に焦点を当てています。マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツ、フェイスブックの創業者マーク・ザッカーバーグ、Twitterやスクエアのジャック・ドーシー、アップルの創業者スティーブ・ジョブズなど、「IT長者」と呼ばれるテクノロジー系企業を立ち上げて成功した人々の多くは、プログラミングを学び、エンジニア的な素養を身につけていました。プログラミングは私たちの思考プロセスを映し出す手段であり、彼らはプログラミングを通じて考え方を学んでいたのです。誰もがプログラミングを学ぶべきであり、コンピューター科学はリベラルアート(一般教養)なのです。

質問できる環境を作る

独学のデメリットは質問できる環境がないことだと言われます。しかしプログラミングに関しては、オンラインで個々の質問に答えてくれるサイトがあります。

ここでは2つのサイトを紹介します。書いたコードをそのまま貼り付けて質問できるのが特徴です。誰もが参加でき、参加したことが評価されるQ&Aサイトを2つご紹介します。

  • StackOverflow
  • teratail
StackOverflow

スタック・オーバーフローはプログラマーとプログラミングに熱心な人のためのQ&Aサイトです。誰でも質問や回答をすることができます。登録してコミュニティに参加する形式です。

60種類以上の言語を扱っています。最も多い質問はPythonに関するもの。

teratail

teratail(テラテイル)はIT専門のエージェントであるレバテックが運営する、ITエンジニア特化型Q&Aサイトです。プログラミングに関する問題解決をサポートします。

ソースコードをそのまま記載して質問をすることが出来ます。質問には言語や技術ごとのタグを5つまで設定でき、同じ技術や知識を持った人に質問を投げかけると、より早く正確な回答が得られるようになっています。また初心者は初心者マークをつけて質問をすることもできます。

最適な回答を見つけられるように、正しい回答は他のユーザーから評価され上位に表示されます。最も役に立った回答には質問者が「ベストアンサー」をつけて評価します。

投稿者の能力や成果が可視化されるように工夫されています。知識量やスキルの高さをあらわす独自の指標があり、score数や順位が表示されるようになっています。

また、回答バッジというお礼を受け取ることもできます。各バッジにはレベルがあり、一定の回数をクリアすることでレベルアップしていきます。

転職ねらいなら需要が高いプログラミング言語を学ぶ

転職後に何を作りたいのかをはっきりさせてから、必要なプログラミング言語を学ぶことが理想です。しかし、どのプログラミング言語を学ぶか決められない人は、次のような基準で選んでみてはいかがでしょうか。

ここではこの4つの基準で選んだおすすめ言語を解説していきます。

  • 求人件数が多いプログラミング言語
  • 世界的にシェア・人気の高いプログラミング言語
  • プログラマーの収入が高いプログラミング言語
  • 初心者向けのプログラミング言語

IT・Web・ゲーム業界の転職エージェント等の複数データから、おすすめ言語を解説していきます。

求人件数が多いプログラミング言語

求人件数は日々変化していくのですが、国内の求人ではJavaは求人数が最も多く、シェアNo.1といえるでしょう。

IT転職エージェントのレバテックキャリアによると、2023年5月の求人では2位Python、3位JavaScript、4位PHPとなっています。

世界的にシェア・人気の高いプログラミング言語

TIOBE Indexという世界規模のシェア・人気度ランキングがあります。2023年5月のTIOBE指数でトップ10は次の通りです。

No.1  Python
No.2  C
No.3  Java
No.4  C++
No.5  C#
No.6  VB
No.7  JavaScript
No.8  PHP
No.9  SQL
No.10  Go

プログラマーの収入が高いプログラミング言語

プログラマーの収入は経験年数が多いほど上がっていきます。そのため50代のプログラマーが30年以上前から使いこなしている言語が高収入だといえます。

しかし、最近注目し始めた新しい言語は、これから成長する10代20代の将来に高収入が見込めます。また習得者が少なく需要が増加している言語は希少価値があり収入が高くなります。需要の先読みができれば最初から収入を見込める言語を習得して転職することも可能でしょう。

初心者におすすめのプログラミング言語

筆者が初心者におすすめするプログラミング言語は次の5つです。

Python・Java・C#・PHP・JavaScript

Python…システム管理やツール・アプリケーション開発・科学技術計算・Webシステムなどに広く使われています。機械学習やデータサイエンス分野でも広く活用されています。

Java…Webサービス・Webアプリ・組み込みシステム・ソフトウェアなどの開発に使用されています。安定性があり扱いやすい言語です。大規模な開発案件に適しています。求人数も多くおすすめです。

C#…今注目のUnityに使用できるオブジェクト指向の言語です。3Dに強いUnityは、医療や建築・自動車業界などの生産性向上に役立つアプリ開発に使用できる、将来性の高いツールです。Unityを使いこなすためにはC#プログラミングが必須です。

PHP…Web開発に適したオープンソースの汎用スクリプト言語です。WebアプリケーションやWebサイト開発に使用され、HTMLに埋め込むことができます。

JavaScript…Web開発に必要不可欠な言語です。Webページに動きのある表現をつけることができます。非常に高い需要があり、求人も多い言語です。

これから習得する方には、それぞれの言語の難易度が気になるところでしょう。

ここに挙げた言語は求人数の多い有名なものばかりです。1(難易度低)から5(難易度高)の、5段階に分けてみました。参考にしてみてください。

プログラミング言語の難易度

低1 JavaScript/PHP/Ruby
 2    Kotlin
 3    Swift/Python/C#                                                                                              
 4    Java/Go/Perl                           
高5    R/C/C++

プログラミングスクールで効率的に学ぶ

独学で基礎的な技術や知識を試したり身につけることができたら、プログラミングスクールでブラッシュアップしてみましょう。

スクールには専属の転職アドバイザーが在籍し、転職成功までバックアップしてくれるサービスを打ち出しているところが多数あります。転職に成功できない場合の返金制度を設けているところもあります。ただし、年齢制限など条件がありますので、各Webサイトでも詳細をご確認ください。

IT/Web業界の技術は日々進化し求められるスキルも変化していきます。短期間で効率的に学び、直ぐに学んだことを活かせるように就職にも備えていきたいですね。

おすすめのプログラミングスクール8選

通学やオンラインで学べるおすすめのプログラミングスクールを8つ選んでみました。各スクールの特徴、費用、学べる言語、転職成功率、利用者満足度について解説していきます。

  • DMM WEB CAMP ディーエムエム ウェブキャンプ
  • TECH CAMP テック キャンプ
  • CodeCamp コード キャンプ
  • TechAcademy テックアカデミー
  • RUNTEQ ランテック
  • TECH.I.S. テック アイ エス
  • ヒューマンアカデミー
  • ポテパンキャンプ
DMM WEB CAMP エンジニア転職

DMM WEB CAMP エンジニア転職

特徴

エンジニア転職コースに注目。ユーザーのライフスタイルに合わせて選べる3つのコースがあります。転職成功率98%を標榜。かなり人気のあるコースとなっています。

通学できる教室は2校あり、新宿校(東京)と難波御堂筋センタービル校(大阪)となっています。

自走型の学習サポート×独自の転職サポート

  • 学習サポート…メンターは現役エンジニアが多数在籍。メンターには何度でも質問ができます。短期集中コースと専門技術コースでは同じ環境で頑張っている仲間と交流しながら学習への意欲を高めることができます。就業両立コースではライフコーチが学習ペースを見守ってくれます。
  • 転職サポート…満足度94%を誇るキャリアアドバイザーが、入塾当初から卒業まで一貫してサポートします。キャリアのヒアリングや自己分析、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策・企業紹介を担当します。
  • 活躍応援クーポン制度…転職成功後の活躍も応援する制度。対象のコースを20%OFFで受講できます。

コース紹介

短期集中コース…フルタイム学習・最短3ヶ月でプロのITエンジニア転職を目指します。転職保証制度の対象コースです。

1ヶ月目はインプット学習で各種プログラミング言語の習得が可能。2ヶ月目はチーム開発で開発現場に近い経験を積むことができます。3ヶ月目は個人開発で、1人でゼロからサービスの企画や設計、開発、リリースを行います。サポートを受けながら転職活動でスキルをアピールできるポートフォリオを作ることができます。

充実した転職サポートが受けられ、転職を成功に導きます。

転職保証制度は、転職できなかった場合に受講料を全額返金する制度で、29歳以下の方限定の他、条件があります。

専門技術コース…フルタイム学習・教育訓練給付金対象コース。AI、またはクラウドの最新技術が学べます。

学習の進め方

  • 1ヶ月目…インプット学習
  • 2ヶ月目…チーム開発
  • 3ヶ月目…個人開発(ポートフォリオ作成)
  • 4ヶ月目…専門技術学習で、AI(ディープラーニング、評判分析)またはクラウド(AWSでのインフラ環境構築)を専門的に学びます。

充実した転職サポートを受けることができ、転職の成功率が高まります。

就業両立コース…仕事をやめることなくプログラミングの学習を行い、転職を目指す最長1年のコースです。ご自分のライフスタイルに合わせた学習が可能。マンツーマンでの全面サポート、ライフコーチによる学習中の不安や悩み相談(週1回25分のメンタリング)でモチベーション管理をしてもらえるのが特徴です。

学習の進め方

  • インプット学習
  • 個人開発(ポートフォリオ作成)
  • 専門技術の習得(クラウド)

充実した転職サポートが受けられ、転職を成功に導きます。

転職保証制度は、転職できなかった場合に受講料を全額返金する制度で、29歳以下の方限定の他、条件があります。

詳しい内容の比較はこちらをご覧ください。

費用・受講期間

  1. 短期集中コース 3ヶ月 690,800円(税込)分割払い可
  2. 専門技術コース 4ヶ月 910,800円(税込)分割払い可
    • 給付金適用の場合実質 350,800円(税込)
  3. 就業両立コース 1年  889,350円(税込)分割払い可

「エンジニア転職」インプット学習で学べる言語

  • HTML/ CSS/ Ruby/ JavaScript/ SQL

DMM WEB CAMP 全体で学べる言語と内容

  • Python/ Java/ Ruby/ PHP/ JavaScript/ HTML+CSS/ SQL
  • Webアプリ開発 Webデザイン 動画制作 AI(人工知能) データサイエンス

転職成功率

98%





TECH CAMP

TECH CAMP

特徴

誰もが自分の技術で稼げる人材になるための教育プログラム

未経験から現場で使える実践的な技術が身につく教育プログラム…現場と同じ進め方の開発やオリジナルアプリ開発を経験できます。オンライン学習で最短10週間、集中的に学べます。専属のライフコーチによる徹底したマンツーマンサポートで、途中で挫折せずに学習をやり切ることができます。

  • 学習後のキャリアサポート…専属のキャリアアドバイザーがマンツーマンで転職活動を成功まで支援します。
  • ライフスタイルに合わせたコース…「短期集中コース」と「夜間・休日スタイルコース」の2コース

通学できる教室は1校 渋谷アジアビル校(東京)

費用・受講期間

教育訓練給付対象/ 全額返金保証制度 転職返金保証・14日間無条件返金保証

  • 短期集中コース…10週間 657,800円(税込) 分割払い可
  • 夜間・休日スタイルコース 6ヶ月 877,800円(税込) 分割払い可

学べる言語・内容

  • Python/ Java/ Ruby/ PHP/ JavaScript/ HTML+CSS/ SQL
  • Webアプリ開発 データベース Webデザイン AI(人工知能)

転職成功率

98%

CodeCamp

CodeCamp

特徴

現役エンジニアが、実践的なスキルとマインドセットを教える、完全オンライン学習です。

コースの特徴

プログラミングを身につけたい「プログラミングコース」

  • 未経験にも優しいカリキュラム
  • 理解度に応じたマンツーマンレッスン
  • 完全に習得するまで何度でも課題の添削が受けられる
  • 自分にあったキャリアの相談ができる
  • 自分に合う講師を選べる
  • 未経験からのキャリアアップ支援

4ヶ月で未経験からエンジニアに転職したい「エンジニア転職コース」

  • 学習とキャリア支援プログラム
  • 個別学習とチーム開発演習
  • 実践的な開発課題で0からつくる力を鍛えることができる
  • 第一線で活躍するエンジニア講師が「楽しみながら学ぶ姿勢」と「技術的に高度な専門性」を持つ人材を育成
  • 充実した転職活動支援
  • エンジニアコミュニティ
  • 20代が対象

CodeCampには他に12のコースがあります。

費用・受講期間

無料カウンセリング受講で10,000円割引

「プログラミングコース」

  • 入会金 33,000円
  • 2ヶ月プラン 198,000円
  • 4ヶ月プラン 308,000円
  • 6ヶ月プラン 363,000円

「エンジニア転職コース」

  • 入会金 33,000円
  • 4ヶ月(基礎学習2ヶ月+実践開発2ヶ月) 561,000円(税込)分割払い可
  • 受講開始後14日以内の申請で全額返金保証制度あり

学べる言語・内容

  • Python/ Java/ Ruby/ PHP/ JavaScript/ HTML+CSS/ SQL
  • Webアプリ開発 Webデザイン AI(人工知能) データサイエンス

利用者満足度

97.4%

TechAcademy

TechAcademy

特徴

コースの種類が豊富(31コース)なので、学ぶ目的がはっきりしている人におすすめです。はじめてプログラミングに挑戦する人には「はじめてのプログラミングコース」、前職不問の「エンジニア転職保証コース」があります。

「エンジニア転職保証コース」は完全オンライン学習、現役エンジニアのパーソナルメンターが学習をサポートします。転職活動は、専属のキャリアカウンセラーが徹底サポートしていきます。

転職保証の保証条件と保証内容についてはこちらをご覧ください。

費用・受講期間

  • 「はじめてのプログラミングコース」 4〜16週間 174,900円(税込)分割払い可
  • 「エンジニア転職保証コース」 16週間 547,800円(税込)分割払い可 教育訓練給付金対象

学べる言語・内容

  • Python Java Ruby PHP Unity JavaScript HTML+CSS Swift C# SQL Kotlin
  • Webアプリ開発 スマホアプリ開発 ゲーム開発 データベース Webデザイン 動画制作 AI(人工知能) データサイエンス
RUNTEQ Webエンジニア転職コース

RUNTEQ Webエンジニア転職コース

特徴

プログラミングを学ぶだけではなく、エンジニアとして新しい事業を生み出す力や事業をチームとして推進していく力を習得できる、超実践型エンジニアスクールです。

オンライン形式の学習で現役エンジニアによる学習サポート体制、ポートフォリオ作りを完全サポートしています。キャリアアドバイザーによる転職サポート(書類添削・模擬面接)、学内試験に合格すると提携企業に優先的に紹介する制度があります。

費用・受講期間

学習期間9ヶ月間 卒業後の就活サポート有 550,000円(税込)分割払い可

学べる言語・内容

  • Ruby Ruby on Rails/JavaScript/HTML+CSS/ SQL
  • Webアプリ開発 データベース Webデザイン 
TECH.I.S. 長期PROスキルコース

TECH.I.S. 長期PROスキルコース

特徴

学習内容は業界最先端で働くエンジニアの監修で作られています。

6ヶ月の学習期間と6ヶ月のキャリアサポートがある、1年のコースです。

  • 基礎/応用課題 Web開発に必要な基礎知識を学習し、Webシステムを制作します。
  • チーム開発 3〜4人のチームで0からのオリジナルシステム開発を行い、実践的なスキルを身につけます。
  • 自主(卒業)制作 今まで学習したことを活かして6ヶ月の学習の集大成を完成させます。

毎月開催のイベント、生徒交流会があります。

通学できる教室…名古屋・島根・愛媛・広島

費用・受講期間

  • 長期PROスキルコース 686.400円 分割払い可 教育訓練給付金対象
  • 6ヶ月480hの学習時間…1週間あたり20時間
  • 6ヶ月のキャリアサポート…面接練習・ポートフォリオ指導・就職先紹介・キャリア相談・顔を合わせた面談

他に短期スキルコース、データサイエンティストコース、副業コースがあります。

学べる言語・内容

  • Python /PHP /HTML /CSS /SQL /Git/ JavaScript /Twitterクローン開発 /Laravel
  • Webアプリ開発/ Webデザイン/ AI(人工知能)/データサイエンス

転職成功率

  • 卒業後の進路…副業55%、就職・転職40%、開業・フリーランス5%
  • 転職希望者の転職率93%
ヒューマンアカデミー DXエンジニア総合コース

ヒューマンアカデミー DXエンジニア総合コース

特徴

  • コードを書く力 + Ai・DXを活用できる力 が身に付くDXエンジニア総合コース
  • 豪華講師陣による最先端の講義
  • アプリ開発を通した体系的学習
  • assist機能 とFAQ機能
  • 通学できる教室は全国に23校

コースの案内はこちら

費用・受講期間

  1. 722,700円+入学金11,000円(税込)
  2. コース案内動画視聴者限定10%OFF
  3. 教育給付金制度対象
  4. プログラミングパート12ヶ月 週2日程度102時間
    • eラーニングで24時間学習できる
  5. DXパート(4月開講)3ヶ月 30時間
    • 週1回のZoomオンライン講義で業界最先端の知識とスキルを習得
    • 業界最前線で活躍する講師がサポート
    • サービスを生み出す超実践的な講義

学べる言語

Python

ポテパンキャンプ Railキャリアコース

ポテパンキャンプ Railキャリアコース

特徴

最短5ヶ月で未経験からWebエンジニアに育てます。Web系開発企業への転職に強いのが特徴。転職できなければ全額返金いたします。

基礎学習と2ヶ月間の模擬開発学習があり、実際の開発現場に近いカリキュラムになっています。完全オンラインのスクールです。

費用・受講期間

Railキャリアコース 5ヶ月間 440,000円(税込)分割払い可

学べる言語と内容

  • HTML/CSS/JavaScript Ruby Ruby on Rails
  • Webアプリ開発 スマホアプリ開発

転職成功率

  • Web系開発企業への内定率100%(29歳以下の転職サポートユーザー)
  • 転職成功者の93%が100社以上のポテパン提携企業にて内定獲得

利用者満足度

  • 質問サポート 95%
  • 受講生限定イベント 91%
  • 転職サポート 100%

まとめ

プログラミングはエンジニアとして働くために必要なスキルです。エンジニアとしてのスタートは下流工程のプログラマーから始めるのも良いでしょう。

しかし、プログラマーはプログラムのコードを書くスキルだけではなく、開発チームの一員としてコミュニケーションを取ることや、創造力も必要です。最近ではプログラマーという職名よりもより総合的な意味合いを持つエンジニアという呼び方が好まれる傾向にあります。

プログラミングスクールは今、転職サポートにとても力を入れています。転職エージェントにも勝る支援を行った結果、100%に近い転職成功率を達成しています。転職に成功しなかった場合、受講料を返金するとまで宣言しているのです。それだけエンジニアの市場価値は高まっているといえます。

何のために転職をするのかをよく考え、やりたいことや入りたい企業がはっきりしていればいるほどあなたにマッチした企業、職種への転職がスピーディーに実現可能であり、収入もアップしていくのではないでしょうか。かつてないほどの素晴らしいサポート体制が整っています。ぜひチャレンジしてみてください。

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